★ケースバイトシ様
「土方さーん!」
「ごっへぇ!!お、おま、おまえなんて格好してんだ!!!」
「いや格好って言われてもすっぽんぽんですし・・・」
「そ、そ、そういうことじゃねえだろお前!だからなんで素っ裸なんだよ!」
「それはですね、今回の企画が"いきなり目の前に裸のヒロインが現れたらどうなるんでしょうね"みたいな感じだからですよ。」
「ばかっ!とにかく服着ろ服!誰か来たらどーすんだ!」
「来ませんってここ土方さんの私室じゃないですか。」
「そーいう問題じゃねえだろ!いいから服着ろ!ほらっ!」
「えー、土方さんったらいまさら純情ぶっちゃってさァ。」
「お前なに。その言い方。何か腹立つんだけど。」
「だぁーって土方さん。(ゴソゴソ)」←何かを探すさん。
「?何やってんだおまえ。」
「じゃーんっ!」←おそらく土方さんがお世話になっているであろうバキューン☆なご本を手にもつさん。
「・・・!!!」←普段お世話になっているいわゆるバキューン★なご本が見つかり衝撃を受ける土方さん。
「土方さんったら昨日の夜こんなん見ちゃってたくせにー!このこのー!このムッツリさんッ☆」
「おおおおおおおおま、おまえどうしてその在り処を・・・!?」
「いやー土方さん巨乳より貧乳が好きなんですか?いやーんマニアックー!ムッツリっぽいな!アレか!普段おしとやかな子が夜乱れ乱れのエロエロの濡れ濡れがたまらない感じか!」
「お、おまっ!おまえ!だ、だからどうしてそれの在り処を・・・!」
「ふーんふんふん。うわっ!ここめっちゃ読んだあとあるー!うわーなになに、"清楚なOL妖しく踊り乱れる夜の濡れ濡れオフィス"」
「あぎゃーーーー!お前か、かかか返せー!!!!!ていうか服着ろォオオオオ!!!」
「ダイジョーブ!ダイジョウブですよ土方さん!男ですもの!そうです男ですもの!そういう感じなのはわかりますよ。私そーいうことに関しては理解ありますからッ☆」
「黙れェエエエエ!っていうかなんでそもそも昨日の夜のこととか知ってんだァアアア!!!」
「え、いやそりゃあ沖田隊長が見せてくれたんですよ。覗き穴で。」
「あいつかぁぁああああああああ!!!ていうかなんだなんだよ覗き穴って!」
「ほら、そこの。」
「ほんとにあるのかよ覗き穴!!!なにここ!なんなのこの職場!俺のプライバシーゼロ!?」
「大丈夫。土方さん。男の人ですもの。夜寝る前にちょっとアレなことをしちゃうのもわかりますよ。恥ずかしいことじゃないんですから。生理現象生理現象!」
「お前ホント何処まで見てんだ!!!」
「土方さんが寝る前に布団に入ってなんだか顔を赤らめ息を荒くしながらしばらくしてびくんびくんと震えてそのあと満足気にティッシュを掴むところくらいまでです。」
「お、おま、おまえ・・?!一部始終じゃねえか!!(ガタガタガタガタ)」
「あれ?どうしたんですか土方さんめっちゃ震えてますけど。」
「お、おま、怖すぎだろなんだよお前等・・!俺は恥ずかしいとかそーいうことの以前にこの何処まで見られているかわからない感の方が怖い・・!お前等が怖い・・・!(ガタガタガタガタ)」
「なんですかもー!人を化け物みたいに!」
「あ、ああそうだよ、お前等は化け物だよ、こ、この、このメデューサめが!(ガタガタガタガタ)」
「そんな土方さんを今日は癒してあげますから!ね!」
「ヒィイイイイ!く、来るな!来るな!」
「だいじょーぶですよー今日は全部あたしがやってあげますから!よしッ、じゃあお邪魔しまーす!よいしょー!」
「来るなァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
あ、あ、ああ、あ、あああああああ!!!
(母さん、僕、逝ってきます・・・)
☆
とりあえず照れた後、エロ本に動揺して
色々とショッキングなことになったみたいで
すごく怯えていた土方さんを
私がおいしく頂き優しく癒してあげました。
(次の日から土方さんがやけに怯えてきます。
なんでですか?)
070219これヒロイン裸じゃなくても別にいいじゃねえか!