「火であぶったマシマロって好きなんだよね。」



「あー、あれね。いいよね。」



「ふわーてしてて、食べたらベタベタでさ、すんごく甘いじゃない。」



「ですねー。なんかクセになりますよねー。」



「そうなの。すごく美味しいとかじゃなくて気持ち悪いくらい甘すぎなんだけど好きなんだよね。」



「ふーん。」



「あたしね、銀ちゃんと一緒にいる時間って火であぶったマシマロみたいだなって思うんだよね。」



「へー・・ってそれどーゆう意味?」



「だからね、こーやってベタベタするの全然好きじゃないはずなのにギューッとしたくなったりするってこと。」



「喜んでいいわけ?それ。」



「うん。いいと思うよ。あ、それとね、あともうひとつあった。」



「え?なに?」










「クセになっちゃうところ。」












ヘラッと笑って更にべったりくっついてギュッと抱きしめて銀ちゃんの懐に顔をうずめればほら、











































-------------------------------------------



あーーーーーーーーーーーまいっ

甘いよやっこサァァアアアアン・・・!
ベタベタするのは好きじゃないのにたまーに無性にギューッとしたくなるときってあるよね?っていう・・


06.3.21