セクシュ アルハラスメントギンハ






























「せんせい、」

「なんですかー?」

「ちょっとやめてくださいよ。それ。」

「なにをですかー?」

「あたしの変顔待ち受けにするの。(そもそもなんで持ってんだよ!)」

「いいじゃないの。可愛い可愛い。」

「よくありませんよ。なにが悲しくてそんなのさらしてなきゃいけないんですか?」

「朝起きてこの写メみると元気が出んのよ。わかる?」

「いや、全然わかりません。とにかく止めてくださいよ。」

「いやーちょっとそれは無、理・・・・!?ってオイィイイイイ!!」

「・・・消去してやる!こんなもん消去してやる!!(むきー!!)」

「ちょっ、は、離しなさい!!先生の携帯なんかおかしくなるから!」

「貸せ!それよこせ!!!ふんぬうううううう!!!」

「ちょっ、ちょっ・・・!なんか変なんなってる!先生の携帯へんなんなってるからあああ!!」

「はなせーーーーーーー!!変態!セクハラー!セクハラァアアアアアアアアアア!!!」

「コラッ!おめーなに叫んでんだ!!」

「受ける側がセクハラだと思ったらもうそれはセクハラなんです!よこせ!いいから!!」

「なに!?その滅茶苦茶な理屈・・!よくないから!!全然よくないから!」

「ふごー!!!セクハラアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!(うおおおおお!!)」

「ギャッ!!(なにこの子・・!力もち・・・!)」

「(やった・・・!)」

「ま、待て!!!!」







その後女子トイレにてきちんと先生のデータフォルダの中の全てのわたしの奇行および変顔写メを消去しました。











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(あー、眠い・・・。先生の授業つまんない。)

(昨日遅くまで漫画読んじゃったからなー・・・)

(フ、フラフラする・・・・頭痛い・・)

(あ、もう寝ちゃおうかな、寝ちゃ・・・)











ー。」









「っふぁい!!(ふぁいってなに!?)」

「顔色悪いぞー。大丈夫か?」

「あ、はあ。(寝てたのバレてない・・!)(やった!)」

「生理か?」

「・・・・・は?」

「いや、だから生理か?」

「な、に言ってんですか・・。セクハラですよ・・・」

「なにがセクハラだおめー。生徒の変化にはきちんと気づいてやるのが先生ってもんだろ。」

「いや。でもさっきのはひきました。見てくださいよ。周り。みんな引いてますよ。」

「おいおい。教師の鏡だぞ俺は。」

「いや、今の聞いたら全世界の教師にフクロにされますよ。」

「まー、とにかく無理すんな。三日目か?」

「(こいつ・・・!!)」














そのあと先生はお妙ちゃん達、女子になんかすごい殴られてました。(サンクス!女子諸君!)




















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「はいじゃあー、次の問題、ー。」

「(え!?嘘!?わかんねえ!!)(沖田!教えてくれ!・・え?助動詞?これ答え助動詞なの!?)」

「どうしたー?」

「・・・助、動詞・・・?」

「ブー。はずれです。」

「(・・・!沖田!このやろう!笑ってやがる!!!)」

「おまえ、ホント文法ダメだな。」

「は、はい。」

「・・・よし。放課後国語教材室に来なさい。」

「え!補習ッすか・・・!?」

「そーそー。手取り足取り教えてあげるから。先生が。(にやにや)」

「(キモ!)えっと、今日部活が・・・」

「補習優先だから。そこ重要ね。学校のルールだから。(にやにや)」

「(い  や    だ   !  !)」
















放課後なんかお妙ちゃんとか神楽ちゃんとか土方くんとかみんな着いてきてくれました。先生はすごく不機嫌でした。(サンクス!級友よ!)





















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「先生、どこ触ってんですか。(こいつ・・!ケツを・・・!)」

「いや、安産型だなあと。」

「ホントこんなダイレクトなセクハラ初めてですよ。」

「セクハラじゃないから。これ確認だから。」

「なんの確認ですか。」

「元気な子産んでもらわなきゃ困るのよ。」

「なんの話ですか。」

「いや、子供のはなし。」

「あたしに関係ないじゃないですか。」

「関係ありありだよ。先生最低でも二人は欲しいからよろしくね。」

「いやいや、よろしくじゃないですよ。先生の子は産みませんよ。」

「そりゃ困るから。子供はいたほうがいいぞー」

「(結婚は前提なのか・・・)」

「いやー、いいケツだ。」

「いい加減にしてください。」

「これは重要なことだからね。しっかり確認を・・・」

「お妙ちゃあああああああああん!!!」

「!!おまっ!何、(志村姉・・・!?)」

「助けてー!」

「ちょ、ちょっ、ちょ何言ってんのォオオオオオ!!?(殺される・・・!)」
















その後先生はやっぱり可哀そうな姿で倒れていました。お妙ちゃん、素敵・・・!






















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「なー、ー、」

「なんですかー?」

「セックスしよー、」

「・・・・いいですよ。」

「・ ・ ・ ・ ・ !?(いいの!?)」

「(自分で言っといて・・・)でもここじゃー嫌ですけどね。」

「じゃあ今日先生のおうちおいで。」

「りょーかーい。」

「(・・・なんかあっさりね。)」



















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「あいだだだだだだだだだだだだだだ!!!は、入んない!やだ!もーやめる!!」

「ちょ、なに言ってんの!半分入っちゃってるから!これ!先生もー止まんないから!」

「いだああああああああい!!」

「あいだだだだだだだだ!!ひっ、ひっぱるな!髪はやめてええええ!!」

「い、痛いいいいいいいぃいいいいいいいい!!!」

「(俺も痛ぇえええええ!!)」























「せんせい、(痛かった。)」

「・・んー?(疲れた・・)」

「セックスって痛いんですね・・・。」

「いや、初めてだからなだけでしょ。」

「・・・・もーしたくない。(痛いもん。)」

「!!え、それ先生困るんだけど・・!」

「いや、痛いもん。意外とグロいし・・・」

「いやいや前半は気持ちよさそうにしてたでしょ・・・!」

「最初はよかったけど・・・最終ステージにあんな魔物が潜んでただなんて・・・」

「(俺の魔物・・・!?)回数ですよ。何事も。」

「・・・じゃー、せんせーとならがんばるよ。」

「え、いきなり?(なにこのこ可愛い・・!)」

「うん。」













とりあえずセクハラから始まって色々ぐちゃぐちゃになって今に至ります。
結構幸せです。

















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セクシュアルハラスメントギンハチ!


(銀八とかいてギンハチと読む。ギンパチが本当なんだけどね。)


ぎんぱち、ぎんはち。なんかぎんはちって書きたかったんです。

06,2.23