僕等の大好きなあの子はとってもデンジャラス!

















ポイズン☆ガール






















「あー!ちょっとたんま!」

「なに?どうしたアル。」

「あたし今日足の毛剃ってねえや!チクチクしてたらごめん!」

「大丈夫アル!わたしチクチク大好きヨ!」

「あ、ほんとー?ならよかったー!ひかれたらどうしようかなーて!」

「心配ないアル!」











「あ!ごめん!土方さ、はさみ持ってない?鼻毛出てるわ!あたし。」

「いや、持ってねぇけど・・・」

「そっかーありがと!じゃあいいや!」

「あ、ああ・・・」

「手で抜くから!」

「・・・・・!!」









「やばいーやばいー!」

「どうしたんでさァ?」

「いや、もれそうなの!」

「は・・・?」

「いや、だからおしっこ!」

「・・・急ぎなせェ・・・」

「お!サンキュ!紳士だね沖田くん!」

「ええ、まあ・・・(そりゃあ、ねえ・・)」

「あー!やばいー!膀胱がパーッンてなりそう!尿タンク満水!」

「・・・・。」








「ういーぐしぃっ!!」

「え?大丈夫ですか?」」

「あ、うん!大丈・・ぶえーくしっ!!!」

「これ、どうぞ・・・?」

「あ!新八くんありが、ぶへえっくしょん!」

「あ、」

「え?」

「あのー、鼻水・・・」

「え?あ!出てる?」

「・・・はい(かなりの量)」

「あ!やばいやばい。誰も見てないよねー。いっか。」

「は、あ・・(いいんだ)」








"ぐぅうううぅうううううううう"




「お、おい大丈夫なのか?」

「え!?あーーー!やばいやばい!聞こえてた!?お腹の音がやばい!恥ずかしいよ!」

「いや、そんなに腹が減ってるのか?」

「ううん。違うんだけどね、なんでだろう?消化してんのかな?」

「・・・ああ・・」

「ごめん!ヅラ、もう気にしないで!垂れ流しでいいや。放出。」

「あ、ああ・・・(いいのか・・)」















「ぎゃっ!」

「なんだよ。」

「ねえ、高杉・・今見た?」

「あァ?何をだよ。」

「いや、今ね、ちょっと寝ててさ、気がついたらよだれ垂れてた・・!」

「・・・見てねえよ。」

「ほんと!?よかったー。もうあれだよ!自分のモラルの無さにびっくりしたよ!」

「・・・・そうか。(俺のがびっくりだっつーの・・・)」

「あー、やべー!プリントぐしょぐしょだー。」

「・・・・・・俺のやる。」

「え!?いいの!?なんで!?高杉やっさすぃー!」

「こんなもんどうせやらねえし。」

「ひゅーう!ワルだねー!高杉番長!」

「・・・(本物だ。)(本物の馬鹿だ・・・)」











「・・・・ねえちょっと・・・」

「ずーぴっ・・ずぴぴぴ・・・・」

「みんな・・・どう思う・・?」

「どう思うって・・・」

「この子白目向いてる上に鼻水でてんだけど・・・」

「ずぴっ・・・ずー・ずー・・」

「俺達にはどうにもできません。先生。」

「冷たいな多串くん。」

「土方です。」

「じゃあとりあえず布でも被せておくアル。」

「そうだな、随分酷い顔してるからな・・・」

「よし、布、布出せ、おまえらー」

「あ、わたしハンカチ持ってます先生、」

「お、気が利くな志村姉、よし渡しなさい。」

「はい、・・・あら?」

「どうした?」

「ハンカチが・・・・さっきまでここにあったのに・・」

「なッ・・・!誰がお妙さんのハンカチを!?」

「てめーだろゴリラ」

「あんただろゴリ」

「ぬわにをぉおおぉおおおおお!?違う!断じて違う!俺を疑うのか!?」

「そーゆうのいいから早く出せやゴリラ。」

「そーだそーだ。こうしてる間にもの寝顔は危険さを増すばかりだぞ。」

「ちがァあぁぁあああああぁぁあああう!!」







パサッ







「おい、なんかポケットから落ちたぞゴリ。」

「・・え?」

「あ、それ私のハンカチです先生。」

「え、いや、違います。こんな馬鹿な・・・!あ!わかりました、妖精です!きっとかわいらしい妖精の仕業にちがいありません先生!」

「よし、志村姉。このゴリラ好きなようにしろ。」

「はい。」


「え?ちょっ・・・!まっ・・・!お妙さん?お妙さ、!?・・・ぐふおぉぉおおえぇあああああああ!!」







「よし。かぶせんぞ。」

「そうしてやって下さい。」










「「「「「「・・・・・・」」」」」」」


















「死人みたいアル・・・」

「・・・あ、ああ・・」

「いや、でもいいんじゃないか・・こっちの方が・・」

「そうですね・・・」

「さっきよりは・・マシなんじゃねえの・・?」
















それから数分後のことでした。彼女が「やめてー!教室でやまいもを出すのは!ストップ!アイドリング!」と叫びながら目を覚ましたのは。




今日もZ組の気になるあの子はデンジャラス!






(((((((なんで俺、こんな奴好きなんだろう・・・・))))))



























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土下座。(どかーん)

あの、いや、こーゆう馬鹿な子が大好きです。
会話だけの上に誰が誰だかわかりにくくてすみません・・orz
一応みんなヒロインにラブです。何でだかは誰にもわかりません。
あまりにもみっともないので、地下室ゆきー!